ベル&ロス フュージョンの電池交換です。
文字盤が真っ黒な時計は、何か仕掛けが有りそうでちょっとワクワクします。
ではなく、共鳴板です。
実はコレ、電子音を十分な音量で響かせる為の構造なんですね。
黒い基板の配線がまるで模様のように張り巡らされ、多機能性を物語っています。
メカ時計のような歯車が連なった機能美には及びませんけれども、しかしこれはこれで十分鑑賞に値する美しさと言えるような気がします。
ところで、左側の「SR920SW」が入っていた電池、右側の「SR920W」はムーブメント指定の電池。
違いは、末尾の「SW」か「W」。
「SW」は、主に時計の針だけを動かすなど、アナログ時計に使われます
一方「W」は、バックライトやアラーム、ストップウォッチ等の時計を動かす機能以外に大きな電力を必要とする場合に使用されます。
したがってこの時計の場合、当然「W」が正解なワケです。
では「SW」指定の機器に「W」を、或いは「W」指定の機器に「SW」をいれたらどうなるでしょう?
答えは、どちらも使用可、です。
但し後者の場合に、バックライトやアラームを作動させると電力供給不足で誤作動を起こす場合があります。
また、電池の持ちが悪くなり短寿命になる場合もあるようです。
それ程多く出る電池ではないので、数をこなしていないとストックしていないかもしれません。
また運悪く在庫切れ?だったのかもしれませんが…。
やはり電池は、指定の物を入れましょう!
竜頭ひとつで、時間調整・日付・クロノ・タイマー・GMTの全ての操作が可能となっています。
お陰でケースはスッキリ、文字盤も12時下に表示が出ますが、どちらかと言うとスッキリシンプルです。
あまり目立ちたくない人には良いですね。
わたくし的にはちょっと物足りないかも?!
作業内容 : 電池交換
修理費用 : 1,900円(税別)