BRAITLING B-1 A68362 電池交換

ブライトリング B-1 アナログ/デジタルの電池交換のご依頼です。

コチラは時計本体とブレスに取り付けられた専用の24時間時計も止まっており、一緒に交換です。

因みに裏蓋は専用の工具で開ける仕様になっています。
ブレスの24時間時計も同様ですね。
つまり料金も時計2個分になります。

先ずは本体から。
しかし開けてみると、裏蓋のスリットから入ってしまう汚れが殆どありません。
っていうか、使ってなかったんですかねぇ。

電池を交換、僅かな汚れを拭き取り裏蓋を閉めます。

次に24時間時計の電池交換です。
こちらは幾らか使用感ありですが、きれいですね。

電池を交換、汚れを拭き取り裏蓋を閉めて完了です。

あったらいいな、は、足しちゃおう!ってことで、ブレスレットに24時間時計が付いちゃいました。
しかもぱっと見ても、判り易いし。
そういえばこれを見て思い出したのが、同じ様なものでひと月分のカレンダーをプリントした薄いプレートを、曲げてベルトに取り付けるのが流行ったことがありましたっけ。
それを毎月取り替えるんですが、2ヶ月分(2枚)付けている人もいたりして。

時計がほぼ必需品だった頃の便利なツールでした。
今のひとは知らないでしょうね。
確か1970年代、わたくしがまだ10代の頃でしょうか。
スマホのようなデジタルツールも無い、アナログ世代の昭和の話しですけどね。

アナログとデジタル、今ではすっかり融合していますよね。
アナログかデジタルかではなく、アナログもデジタルも、適材適所、両方のいいとこ取りで良いワケです。

それにしてもデジタルは今、すごいスピードで進化しています。
そしてあらゆる物に、デジタル技術が関わっています。
デジタル技術を利用して、これからも益々こうなったらいいな、が実現していく便利な世の中になっていくことでしょう。
かと言って人間の感性に近いアナログが取って代わられることはないと思います。
その証拠に近年、腕時計はすっかり機械式時計が復権しましたし、音楽市場ではレコードやカセットテープが再注目されています。
世の中は、大概は右に行き過ぎると左へ、左へ行き過ぎると右へ、それを繰り返しながら時が流れていくような気がします。
右に行ったり左に行ったり、ブレながら前へ進んで時代が変わっていくのでしょう。

そう思うと、わたくしの人生もブレてばっかりでしたけど、果して進歩していたんでしょうか。
年は取りましたが、頭の中はまだ10才は若いつもりなんですが…。
(10才差し引いても、もう若くない!?)

まだまだ時代に置いて行かれないようしがみついていかなきゃね。

作業内容 : 電池交換(本体&ブレス)
修理費用 : 4,180円(税込)