月別アーカイブ: 2015年3月

IWC Portuguese Chronograph オーバーホール

IWC ポルトギーゼ 自動巻きクロノグラフです。
止まって動かないとのことです。
オーバーホールでお預かり致しました。

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開けてテンプの振りを見てみますと、動きだしてもすぐに止まってしまいますが、ムーブメントにはこれといった異常は見られませんでした。
オーバーホールのみで問題なさそうですね。
また僅かですがケースと裏蓋に錆が見られます。

5、6年以上お使いになられて 時間が遅れるようになってきたり止まってしまう場合、大抵は油の状態不良(油切れ、汚れ)が原因です。
その場合は殆んどオーバーホールのみで済みます。
(他に何か不具合が無ければですが…)

 

P3052969のコピーblog
針に僅かながら曇りが見られます。

 

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バラバラにしますと汚れている部分がよく判ります。

 

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ケース&裏蓋、それと純正美錠も洗浄機でクリーニングです。

 

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オーバーホールの済んだムーブメントをケースにセッティング、裏蓋を閉めて完了です。

 

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12時側に30分計のみのカレンダーも付いていないシンプルなクロノグラフですが、時分秒針は金色、クロノ針はスチールブルーに、インデックスもプリントではなく立体感のあるアップライトアラビア数字&ドッツの金色と、大振りなケースにも係わらず高級感のある繊細な感じの時計に仕上がっています。
なんか時計らしくてイイっすよね。

そして肝心の針もキレイになりましたよ。
いつまでも大切にお使い下さい。

 

作業内容 : オーバーホール、洗浄クリーニング

交換部品 : パッキン類

作業料金 : 35,000円(税別)

 

 

Obrey 時間の遅れ

フランスのオブレイです。
時間が遅れるようになってきたとのことです。
百貨店さんで一度見てもらったそうです。
ここのブランドも最近よく修理に持ち込まれます。

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裏蓋を開けてみると電池が抜かれていました。
よく見ると今までと違うムーブメントが…

そうなんです。
ムーブメントが変更になっていたんですね、FEからETAへ。
大体修理でお預かりする時計は5年、10年経っている場合が多いので前のタイプばっかりだったんです。

前の機械は既に生産中止になっていたので、まぁ当然と言えば当然なんですが。

で、変更になった機械はと言うと、以前にムーブメント交換で記事にした機械と同じもの!

 Obrey 液漏れ修理

但し、FEからETAへの変更はちょっと加工が必要なんですけどね。

 

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今回時間の遅れは油切れのようでしたので、オーバーホールになります。
コチラはムーブメント交換になりますが、今回は問題ありませんね。

 

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ケースは洗浄機でクリーニングです。

 

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チャームに溜まっていた汚れも落ちて、キレイになりました。

 

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ムーブメントをケースにセッティング、裏蓋を閉めて完了です。

 

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チャームが最初から付いていて、お洒落度アップ!
でも時計本体に傷が…。
気にしない、気にしない!?

 

作業内容 : オーバーホール、洗浄クリーニング

交換部品 : ムーブメント一式、パッキン

 

 

OMEGA Seamaster Professional パッキン不良

オメガ シーマスター プロダイバーズ300mです。

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昨年の12月に電池交換をさせて頂いた時計です。
その時、止まっていましたがまだ電池の残量が十分に残っており、消費電流の値も僅かに高めだったことからそろそろお手入れの時期に来ていることをご説明致しました。
1月になったらと言うことでしたので、今回オーバーホールでお預かり致しました。

 

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電池の「`1412 」はウチの暗号です。
(14年12月、って誰が見ても解るじゃん!?)

 

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なんと!エスケープバルブが回しただけですんなり取れてしまいました(汗!!)
本来取れてはいけないところです。

 

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パッキンが溶けてベトベト状態になっています。
メーカーではここの修理は一式交換になっています。
パッキンだけダメでもチューブからそっくり交換です。
部品代だけで1万円以上でしょうか?

そうは言っても、もうネジも取れてしまっていることですし(ここのネジが細過ぎる為に外す時に折れてしまうので交換らしい)、パッキンを合わせで交換することにしました。
しかし元のパッキンのサイズが判りません。
パッキンの内径と外径、太さを少しずつ変えて合わせていきます。
(これが結構面倒で悩む…(-_-;))

更に竜頭のパッキンもべっとり状態!!
コチラも合わせて交換です。

後々、両方共交換しましょうね ♪

 

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ケースは竜頭周りやブレスレットの取り付け部分に汚れが溜まります。
洗浄機でクリーニングです。

 

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パッキン、バルブを取り付けます。

 

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これでケースはOK.です。

 

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ブレスレットも汚れで黒ずんでいます。
洗浄機でクリーニングです。

 

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キレイになりました。

 

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文字盤の波模様は凹凸がある艶消しです。

分針の夜光は三角形で時針は丸、見間違えないような工夫がされています。

 

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オーバーホールの済んだムーブメントをケースにセッティング、防磁カバー&裏蓋を閉めて完了です。

 

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コチラの時計のオーナーさんは女性の方です。
この位のサイズ(ミディアムサイズ)でしたら女性にも使いやすいですね。

今回オーバーホールでお預かりしましたのでパッキンの不良も発見出来ました。
転ばぬ先の杖、曇ったり水滴溜まってからでは厄介ですからね。
良かった、良かった!

 

作業内容 : オーバーホール、エスケープバルブ修理、洗浄クリーニング

交換部品 : パッキン類

作業料金 : 18,600円(税別)

 

『古いカタログシリーズ その3』

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1990年代の Seamaster のカタログです。
右モデルが120m、左モデルが300m防水です。

 

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ラージサイズ(Large size)が後から追加されたようです。(左上)

 

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ヘリウム エスケープ バルブとは?

書いてあります…。