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EPOS 自動巻き インデックス修理

エポスの自動巻き、スケルトンタイプです。

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文字盤のインデックス、「Ⅲ・Ⅳ」が取れてしまいました。

文字盤上には見当たらないので、穴から裏へ落ちてしまったようです。

 

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しかし裏蓋を開けて中を見ても、取れたインデックスが見当たりません。
どうやら文字盤とムーブメントの隙間に入り込んでしまったようです。

時計の状態を見て、今回はオーバーホールでお預かり致しました。

 

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ケースや裏蓋のネジにはだいぶ錆が出ています。
しかもネジが一本足りません!?
またケースのネジ穴の山が、潰れかかっているところもあり、ネジがスムーズに回りません。

 

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洗浄機でクリーニング、錆び除去を施します。
心配だったネジはちゃんと締めれば問題ない事を確認出来ました。

 

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オーバーホールの済んだムーブメントをケースにセッティング、足りないネジを合わせて裏蓋を閉めて完了です。

 

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なかなかインパクトのある文字盤が今回あだになってしまいました。
しかし錆やネジの手当てが早くに出来たのは、不幸中の幸いでしょうか。

きっと時計からのSOSだったのかも?

 

作業内容 : オーバーホール、インデックス修理、裏蓋ネジ合わせ、錆び除去、洗浄クリーニング

交換部品 : パッキン類、

修理費用 : 28,000円(税別)

 

 

epos 針とれ修理

エポス 手巻きのフルスケルトンです。
分針が外れてしまいました。

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時計が壊れたり修理が必要になった場合というのは、大抵それなりの理由、つまり原因があります。

コチラの時計は針の取り付けの修理依頼でしたが、裏蓋を開けてすぐに外れた原因が判明しました。

 

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ムーブメントは2ヶ所でケースに固定されていますが、その片側の側止め板が割れていました。

また、裏蓋のパッキンは劣化が進んでいて伸びてしまいました。

 

P4103674blogのコピー
落としたりぶつけたりして強い衝撃が加わったようです。
側止め板が割れる程の強い衝撃で針も緩んで外れた訳です。

針の取り付けだけでは済みませんね。
でもムーブメント本体にはダメージは無さそうなのは不幸中の幸いでしょうか。

 

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見事に真っ二つ!です。

 

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部品の入手が出来ない場合には、他のムーブメントの部品で代用します。
しかしそうスンナリとうまく合う訳ではありません。

 

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敢えて長めにカットしてあります。

 

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ピッタリ収まりました。

時計も無事に動いています。

 

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外れた部品が入り込んだ場所によっては、オーバーホールが必要な場合もあります。

ですので無理して動かさず、早めに修理に出される事をお勧め致します。

 

作業内容 : 側止め板合わせ加工、分針外れ取り付け

交換部品 : パッキン

作業料金 : 5,500円(税別)

 

 

EPOS 手巻き オーバーホール

エポスの手巻きです。
今回の時計も珍しいですよ。

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カレンダー表示のような12時位置の小窓に、時間が表示されます。
そして上が分針、下は秒針です。
現在の表示は「8」なので、時刻は8時8分52秒でしょうか。

秒分針は共に動いていますが、時間の数字が替わりません。
オーバーホールでの御修理です。

 

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流行りのシースルーバック。

機械式だということをアピールしています。
(大きさの割にシースルーがちょっと小さいような気が…)

 

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裏蓋を開けてみるとこんな感じ。
なんと機械は見えたまんまでした。
スペーサー(中枠)がデカっ!

 

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ケースとバックル共、洗浄機でクリーニングします。
(しっかりしたバックルだったんですけどねぇ~。画像撮り忘れです…)

 

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きれいになりました。
バネ棒は一本錆が出ていたので交換します。

 

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本体の大きさのわりに小さいムーブメントは、昔から使われてきたタイプで、この時計の売りであるアワー用の独自機構をその上(文字盤下)に搭載したもののようです。
小さくともなかなかなものなんですね。

スペーサーを取り付け、裏蓋を閉めて完了です。

 

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一瞬見た人にこれ時計なの?と、思わせてしまいそうなその斬新なレイアウトの文字盤は、よく見ると時間、分秒針が垂直に一列に並んでいて、分秒針はギリギリ当たるか当たらないかの差で交差していきます。

秒針が指し示すところの小さい円、分針が指し示すところの大きい円、そしてその2つの円を取り囲むケースのベゼルが描く円 と、それぞれ長さの違う針とが造り出す幾何学模様的なデザインには思わず感心してしまいます。

更に昨今のクォーツ式ではなく、手巻き式の機械時計で造ったところに、またこのメーカーの意地?こだわり?を強く感じさせますね。

こういう遊び心のある時計も一度は手に入れてみたい一本です。

 

作業内容 : オーバーホール、カレンダー式時間表示調整、洗浄クリーニング

交換部品 : バネ棒

作業料金 : 25,000円(税別)