べル&ロス ヘリテージ ブラックセラミックです。
最近は、変わった形の時計は何か仕掛けがあるのではと身構えてしまいます。
でもコチラの時計は、至って普通でしたね。
やれ最新テクノロジーだとか、独創的メカニズムだなんていうのもいいんですが、結局オーソドックスなものの方が、扱い易くて長持ちするんですけどね。
普通がイチバン!
どうも最近、保守的なわたくしなんです。
歳のせいかなぁ?
作業内容 : 電池交換
修理費用 : 1,400円(税別)
1月の休業日は下記の予定です。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
【1月の休業予定日】
1日(日曜日)~6日(金曜日)
10日(火曜日)
16日(月曜日)/17日(火曜日)
23日(月曜日)/24日(火曜日)
30日(月曜日)/31日(火曜日)
※月曜定休日。1月9日(月曜日)は祝日の為、営業致します。
新年明けましておめでとうございます。
今年も皆様に叱咤激励を頂きながら、精進して参りたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
では今年の一本目は、ショーメ ダンディ GMTです。
ジュエリーブランドですが、メンズのメカニカルな時計もラインアップされています。
プッシュボタンを押すことで、短針を一時間づつ進めたり戻したり出来ますが、プラス(+)側のプッシュボタンが押されたまま戻りません。
購入されて同じ症状で何回も修理に出してはまた壊れてしまい、そのまま使い続けていたそうです。
今回オーバーホールと仕上げ直しでお預かりです。
ネジ穴やケースの淵にうっすらと錆が出始めています。
ムーブメントを取り出してみると、プッシュボタンのピンが引っ掛かったままです。
押せば元に戻るのですが、動きが悪いです。
ボタンの横の面がケース本体に当たって擦れて錆が出てきてます。(黄色丸印)
またボタンの穴に収まる本体側のピンの根元にもだいぶ錆が溜まっています。
ボタンの当たりを修正して錆を除去すれば大丈夫でしょう。
今までは恐らく分解せずに応急処置のような直し方だったんですかねぇ。
錆を落としてプッシュボタンの動作を確認してから、仕上げに掛かります。
オーバーホールの済んだムーブメントをケースにセッティング、裏蓋を閉めて完了です。
今時風のビッグフェースに、ブルーのインナーベゼルがとってもおしゃれなGMTモデルです。
やはり何処となくフランス、パリの雰囲気が感じられるような気がしませんかね~。
いいなぁ~、Paris。
また行きてぇ~!
作業内容 : オーバーホール、プッシュボタン当たり修正、錆除去、仕上げ直し
交換部品 : パッキン類
修理費用 : 53,000円(税込)