前回からちょっと間が空いていましたが、ちゃんと仕事はしています。
実は時計の修理の他にも、こんなことしています。
製品加工です。輸出先は中国、香港。
一時はいいものきれいなものなら値段に関係なく売れたそうです。でも最近は値段にうるさくなってきたそうで、質より値段へと以前の日本と同じですね。っていうか、大丈夫なんでしょうか? 中国バブル!?
今年の4月に当店で電池交換を致しました。その時にムーブメントがだいぶ曇ったような状態で油も乾いた状態でしたので、次回にはオーバーホールをお勧めしていました。 そして、6月末のある日、時間が合っていないということでお持ちになられましたが、とうとう止まってしまったようで、早々の病院行きとなりました。
竜頭に緑青(ロクショウ)が出ています。
クリーニングできれいに落ちました。
作業内容は、オーバーホール、オシドリ・筒カナ車・日ノ裏車・パッキン交換、側止め板錆落とし、ケース&ブレス洗浄クリーニング。文字盤にはオニキスとダイヤが入っています。
750WGケースとブレスレットにもダイヤが入っています。こういう宝飾時計もよく修理でお預かりします。ヨーロッパでは時計とジュエリーは一体です。本物か偽物かを見分ける術も貴石等の特性も、ジュエリーも手掛ける者としての知識が非常に役立っています。
ホイヤー シーレーサーのオーバーホールを頼まれました。止まっていましたので電池を交換すると動きました。時間も合っていますし外装の汚れ等もなくぱっと見はキレイです。そこでムーブメントを取り出してみると…。
あっ、錆が出ていますね。チューブ(リューズがかぶさるパイプ)の根元、それと巻真も。
ムーブメントはきれいです。時間も狂いは無く異常は無いようです。ダメージは最小限で済んだようです。オーバーホールでお預かりしましたが、今回は電池交換+リフレッシュクリーニングで済ませることにしました。ただ巻真は交換させてもらいました。
念の為チューブの根元にグリス(白色)を塗布。
クォーツ式の時計ではリューズはめったにいじらないところですので、どうしても汚れが溜まり、錆易いので、たまにチェックしたほうがいいでしょう。
完了です。安心してお使いください。