革ベルト交換 CHOPARD HAPPY DIAMOND

革ベルトの時計は長く使用していると、どうしてもベルト交換が必要になってきます。

そんな時には、是非違う色に替えてみることをお勧めします。
それだけで、時計はまた違った顔を見せてくれますから…。

今回はショパール ハッピーダイヤモンドの革ベルト交換です。


革ベルトは時計本体側と美錠(金具)側の幅で決めますが、黒色がサイズが豊富で一般的です。
特に宝飾時計などは、黒かこげ茶が定番ですね。

ですがコチラの時計、元の革ベルトも交換されたものだったのですが、美錠側に隙間が空いていて幅が合っていません。

 


ピンを抜いて、外します。

既成の革ベルトに切れ込みを入れて、時計に合わせています。

 


オーナーさんが選んだ色は、モカ。

美錠幅もピッタリです。
切れ込み部分には補強を施しています。

 


オーナーさん、特に希望の色はなかったようで、赤とか白とかネイビー辺りかな〜と思っていました。

しかしカタログの中から目に止まったのは意外や意外、コレですか!?っと思う色でした。

金色にベージュも合いますからどうかなと思いましたら、これがなかなか良い感じ。
腕に着けると今までのショパールのイメージが変わりました。

GOOD !!

 

作業内容 : 革ベルト交換

修理費用 : 5,000円(税別)

 

 

PATEC PHILIPPE Ref.5067 AQUANAUT 電池交換

パテックフィリップ アクアノート レディスの電池交換です。


裏蓋を開けると、装飾されたカイロブロック(黒い板の部分)が、目に飛び込んできます。

時計を開けた人にしか見ることが出来ないという贅沢の極み、ですかね。

 


電池を交換して汚れを拭き取り、裏蓋を締めて完了です。

 


時計を所有する最高の贅沢がこのパテックフィリップであるというのは、誰もが認めるところだと思います。

何せ家一軒買えちゃうくらいの時計も造っているワケで、人気モデルでは予約待ち、それもクルマが一台買えちゃう程のお値段ですから。
更に近年では資産価値的な時計としても注目され、資産家の方やセレブの方達の定番となっています。

ただ最近ではレディスモデルも洒落たデザインの時計が増え、女性の方へも認知度が拡がっているようで、時計を知ってくるといつかはパテックフィリップを、と思うことは、ある意味当然と言えば当然のことなのです。

 

作業内容 : 電池交換

修理費用 : 4,320円(税別)

 

 

ROLEX Ref.116710 GMT-MASTER Ⅱ オーバーホール

ロレックス GMTマスターです。
メンテナンスでのオーバーホールでお預かりです。


新品のコマ詰めでお持ち込み下さってからのお付き合いで、今回初めてのオーバーホールになります。

当たり前と言えば当たり前ですが、中は大変キレイですね。

 


とは言っても、やはり使用した分だけの汚れはあります。
ケースは洗浄機でクリーニングします。

 


ケースに輝きが戻りましたね。

 


ブレスレットのバックル部分に錆のようなものが…、

 


洗浄機でのクリーニングだけで落ちました。

 


時分秒針の他にある緑色の針は、他地域の時刻を同時に確認出来るもので、針は24時間で一周します。

針の緑色がアクセントにもなって、大変分かり易いですね。

 


オーバーホールの済んだムーブメントをケースにセッティング、裏蓋を締めて完了です。

 


ロレックスはモデルチェンジの度に進化を遂げて、技術革新と耐久性の向上が図られてきました。

現行モデルではデザインもボリューム感が増して随分がっしりとなった分、幾らか重くなっています。
でもまた十年以上ほとんどデザインも変わらないんでしょうし、慣れの問題でしょう。
それより壊れ難くくなって更に安心して長く使い続けることが出来る訳ですね。

信頼性も向上して時計造りの王道を行くロレックスの価値は、今後も更に高まっていくことでしょう。

先を見据えた企業戦略には脱帽です。

これからもこのメーカーの人気は続くのでしょう。

 

※お受け取りの際に着けてきた時計を、次のオーバーホールでお預かりです。
次はパネライですね。

夏が終わって、ちょうど時計も衣替えですかね!?

 

作業内容 : オーバーホール、洗浄クリーニング

交換部品 : パッキン類

修理費用 : 25,000円(税別)