ROLEX DAY-DATE Ref.18239 Part-2 ブレス修理

ロレックスWGデイデイトの修理です。前回からの続きです。

P1063579blogのコピー

ブレスレットの同じ側が同じように歪んでいますよね。(矢印の右左共に)

これは時計の重さで振り子のように力が掛かり、駒の芯棒が曲がってしまった為です。

このようなブレスレットを直すには、やはり以前にも紹介しましたが、曲がった物は元の方向に同じ様に戻せばいい訳です。しかしそう簡単に曲がるようには出来ていませんから、その為にはしっかりと固定されて強く力を加えなければなりません。ところがこのタイプの駒は空洞で出来ています。なので力加減によっては凹んだり潰れてしまう可能性があるわけです。つまりどこを固定して、どこを支点に、どのくらいの力で、どこまで曲げるかということがポイントになります。

それはどこにも書いてありませんし、実際やってみなければわからないんですね。

 

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左側のブレスはほとんど判らない位に直りました。しかし右側は、3列の駒部分はほぼ揃っていますが最後の部分(フラッシュフィット)が斜めですね。

 

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修理前

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修理後 (本体が通常の位置から右へこれだけ動きます。)

3列駒の最後のピン(芯棒)が中央の駒の中で大きく曲がっているのとガタもあるので、これ以上は無理そうなので止めておきます。途中で止める見極めが、時計を壊さない為には大事です。それでも腕に着ければ次の画像のようにほとんど判らないと思います。しっかり直すには、ロー付けを剥がして新規でピンを入れれば元通りに直りますので、そちらの修理をお勧めします。

 

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それにしても黒盤にバケットダイヤ、シブいです。

それから曇りの取れた針、どうですか?違うでしょう?

(オーバーホールの場合、針もチェックしていますが、気なる方は一言言って下さいね。)

実はオーナーは、わたくしの古くからの友人なんです。

超カッコいいです。(時計が・・・)

 

作業内容 : オーバーホール、ゼンマイ交換、ブレス歪み修正

 

 

 

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